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電子黒板(黒板設置型プロジェクター)のススメ!

校ICT環境整備での黒板の役割

2021年、学校現場では小中学校に一人一台のタブレット端末が導入されるなど、学校教育においてICT環境の整備がどんどん加速しています。学校のICT整備が進んでいく中、授業で大きな役割を担っている【黒板】も【電子黒板】へ変化していきます。

日学株式会社  アルミホーロー スクリーン兼用グレイ黒板+大型掲示装置ecbo  
2021年2月に刷新された日学WEBカタログでも紹介されています 教育施設カタログ | カタログビュー (icata.net)

保護者は見た!小中学校でのICT環境

学校のICT環境については都道府県や自治体で差があると思います。例として私的な話で恐縮ですが、小中学校に通っているうちの子どもの状況をお伝えします。

2020年秋に小学校の子どもの参観日に行ったところ、一人一台タブレットを使用した授業をしていました。子どもたちは誰もが慣れた手つきで戸惑うことなく操作しています。小学校にタブレットが導入されて3ヶ月ぐらいだそうですが、子どもたちがすっかりタブレット操作に慣れている光景に驚きです! 先生からの問題を考えながら、隣の席の子と楽しそうに話し合いをする姿も印象的でした。プログラミングの授業もあり、デジタル教科書も使用しているそうです。

また中学校では、先生が置型プロジェクターを使用し、パワーポイントで作った資料を黒板上のマグネットスクリーンに映写して進める授業もあるとのこと。技術の時間にキーボード入力の練習や、プログラミング、ホームページ作成などもしているそうです。技術の授業は木工製作の時間だけではなくなったのですね…。時代の差を感じます。

身近な学校でこのようなICT化を目の当たりにすると、これからの授業スタイルはタブレットやパソコンなどの情報端末を多用し、子どもたちはもっとICTに慣れ親しんで進んでいくのだろうなと強く感じました。

電子黒板のすゝめ

このように学校でICT環境の整備が進んでいく中、全国の学校で導入されつつある【電子黒板】をご存じでしょうか?電子黒板とは、パソコンの資料や写真などをプロジェクターで黒板やボード上に、もしくはモニターに映し出せる黒板のことです。電子黒板にはタイプが何種類かありますが、中でもオススメなプロジェクターを黒板上部に据付する電子黒板を紹介したいと思います。

当HPでも紹介しています 表-プロジェクタースライド式機構-パンフ-1 (fujiki-kougyou.com)

2019年施工 大分県  くす星翔中学校  
当HP施工事例でも紹介しています。 【公式】藤木工業株式会社|くす星翔中学校 | 藤木工業 (fujiki-kougyou.com)
2016年施工 福岡県 大和青藍高校 

プロジェクター黒板設置型の魅力 

プロジェクターを黒板設置型にすることで、授業を進めやすくなるポイントを紹介します

①置型プロジェクターと比較 …プロジェクターを教室に持ち込み接続する必要がなく、配線や接続等のセッティング準備やトラブルも少ないです。先生の時間と手間が省略できるため授業の準備時間に余裕ができ、子どもの集中力も途切れません。

置型プロジェクターに必要な設置する場所、
映写距離の調整、配線などの作業が短縮できます。

②テレビタイプのディスプレイ型電子黒板と比較… 大きさに限界があるディスプレイ型より、投影できる画面サイズが広く教材をより大きく映し出せるので、子どもたちから見えやすく分かりやすいです。 場所を取らないので、設置するスペースを考慮しなくても良いのも嬉しいところです。

黒板とは別に設置するためスペースの確保が必要です。
画面サイズに限界があり、黒板より小さいと感じることもあります。

ちなみに多くの学校には各教室に液晶テレビがすでに導入されています。このテレビを活用して授業に活かしている学校も多いと思いますが、テレビはさらに画面サイズに限りがあります。教室上部に備え付けのテレビで授業を受けるうちの子は、画面はキレイに見えるけど上を見続けると首が痛くなると言っていました。

③映写と板書の併用… なんといっても映写された黒板にチョークで書けることです。映写のサイドにチョークで書き込みをして映像の補足説明をすることも可能で、従来の授業と同じように進めることができます。

また、黒板にチョークで書く音や動作で子どもたちの注目を集め、飽きない授業をすることができます。授業では先生の動作や声のトーンなどで子どもの理解度にも影響があるとされています。うちの子は「映像が流れるだけの授業は、眠気との戦いだ!」と言っていました。電子黒板で映像を活用し先生が板書をするバランスのとれた授業で、子どもたちの理解度が深まるのだと思われます。


黒板にチョークで書く音はリラックス効果があるとされ、
YouTubeでチョーク音のみの動画がUPされるほど心地よい音だそうです。

上部据付プロジェクター型電子黒板の映写方法

上部据付のプロジェクターで黒板に映し出す方法は何種類かあります。

①スクリーン兼用のグレー黒板に映し出す…黒板自体を映写も可能なグレー黒板にします。スクリーンを貼る手間が省けスライドレールで授業を進めやすい位置で映写できます。

②従来の黒板にマグネットスクリーンを貼る…現在使用している黒板にマグネット方式で貼り付けできるタイプです。映写できる大きさは限られますが、手軽に利用できます。

③映写兼用ホワイトボードに映し出す…黒板自体を映写可能なホワイトボードにします。マグネットスクリーンを貼る手間もなく、板面全体を使用できます。

当社でも社内でグレー黒板へプロジェクターからの映写を試してみました。めちゃくちゃキレイに映し出されました!!太陽光の位置や光の加減などによって、見え方に差は出てきますが、グレー黒板に綺麗に映し出されることが分かります。

電子黒板とは、次世代を担う子どもたちのためにあるのです!

いろいろ説明してきましたが、やはり電子黒板にすることの最大のメリットは、先生の負担が減ること。子どもたちの興味を引く授業となり、授業内容が子どもたちに分かりやすく伝えやすく理解しやすくなること。子どもたちにとって、授業をより良い結果とするための電子黒板だと思います。

ICT教育ってな~に?

ここからは補足です。学校の“ICT”環境とずっと書いてきましたが、実際あまり ICT の意味を理解していなかったので調べてみました。ICTとは情報通信技術「Information and Communication Technology」の頭文字をとった略語ということが分かります。とても良く耳にする“IT”は情報「Information」技術「Technology」の略語で、コンピュータやネットワークといった情報処理に関する技術の総称 とのこと。そこに伝達共有の「Communication」が入ることで、情報技術を人対人などで共有することに重点が置かれるそうです。

つまり学校でのICT環境整備とは教育現場でパソコンやタブレット端末などのICT機器を利用する⇒板書のみでは一方的な説明になりがちだった授業において、生徒一人ひとりが考え理解し答える可能性が広がる⇒先生と生徒双方向で授業に活かせる教育の総称である。と理解しました。 なるほどです!

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