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学校の黒板は何色ですか?
黒板といえば緑色を思い浮かべますよね。でも、今はグレーの黒板があるって知っていますか?「うちの学校の黒板はグレーだよ!」とお子さんが言っていたら、先駆けですね。当社では新しくグレー黒板を設置するだけではなく、既存の緑色の黒板からグレー黒板への貼替も施工しています。
グレー黒板の施工例です
グレー黒板への貼替
貼替工事もご依頼されることが多いです。グリーンの黒板からグレー黒板へ、枠や枠組などはそのまま再利用して貼り替えるすることもできます。お知らせ情報に貼替の記事もありますので、そちらもご参照ください。
【 書き消し読みがしにくい!そんな時は⇒“貼り替え”で新品同様に! 2021/05/26 】https://fujiki-kougyou.com/2021/05/26/
グレーに変化してきている理由
そんな定番の緑色がグレーに変化してきている理由は、 色覚多様性を持つ子どもが 緑色の板面では 赤いチョークを認識し難く、グレーの板面だと赤いチョークが見えやすいからだそうです。先天性の色覚多様性を持つ人は日本では男性5%、女性0.2%、20人に1人の割合です。案内板などのサインでも、誰もが視覚しやすく、より多くの色覚タイプ の人に配慮されたユニバーサルデザインが採用されていますね。
また、グレーの板面は映写された際の色彩が従来のグリーン板面より詳細に映るよう工夫されています。
黒板は緑色なのに、なぜ黒板と呼ばれるのか
マメ知識として黒板が緑色になった理由です。実際に明治頃から国内で製造された黒板は墨汁や柿渋などを使用した「黒い」黒板でした。黒色から緑色になった理由は諸説ありますが、緑は目が疲れにくく心が落ち着く効果があることや、光の反射を抑えてチョークの字が見えやすいなどの理由から昭和初期頃から使用され始め、学校の整備と共に定着したそうです。板面が緑色に変わった現在でも、ずっと“黒板”の名前で親しまれ続けていますね。
黒板は進化しています
多くの人は黒板といえば緑色をイメージしますが、これからは黒板といえばグレーになっていくかもしれません。黒板はずっと変わらない印象がありますが、実はいろいろと進化しているのです!